「もはや戦後ではない」と言われた高度経済成長期に、
愛知県岡崎市で子ども時代を過ごした少年時代の、
懐かしくもほろ苦い思い出を詰め込んだイラスト・エッセイ。
怪獣映画、テレビ、漫画、プラモデル、音楽、そして大阪万博……。
日本の昭和少年たちに共通する“記憶”を刻みこんだ一冊!
愛知県岡崎市で子ども時代を過ごした少年時代の、
懐かしくもほろ苦い思い出を詰め込んだイラスト・エッセイ。
怪獣映画、テレビ、漫画、プラモデル、音楽、そして大阪万博……。
日本の昭和少年たちに共通する“記憶”を刻みこんだ一冊!

少年マッキー 僕の昭和少年記 1958 - 1970
絵と文・牧野良幸
仕様:A5判/264ページ
定価:2,100円(税込)(本体:1,909円)
発売:2020年9月14日
第1章 ぼんやりとした記憶の中で
1958年 - 1963年(昭和33年-昭和38年)幼稚園まで
- 映画館の暗闇から人生航海
- 鉄腕アトムと鉄人28号
- ふろくのついた漫画と貸本屋の話
- 暮らしていた家と便所の話
- 幼稚園の泣き虫と自動車のエンスト
- 憧れのアメリカと日本人を沸かせた力道山
第2章 東京オリンピックとテケテケテケ
1964年 - 1965年(昭和39年 - 昭和40年)小学一年生・小学二年生
- 東京オリンピックと『モスラ対ゴジラ』
- 男子を熱くしたスロットカー
- 貫禄十分の悪役キングギドラ登場
- 長靴のお化け
- エレキとチャンネル争い
- 想像力をかき立てたソノシート
第3章 テレビ、怪獣、プラモで真赤に燃えた日々
1966年 - 1967年(昭和41-昭和42年)小学三年生・小学四年生
- ガメラが登場、そしてあの魔神も
- レストラン吉野で乱闘?
- 石屋町の思い出
- おとうちゃんのアトリエ
- おとうちゃんのヨーロッパ旅行
- 康生のシティ・ボーイ
- 鼻血を出しても欲しかったグリコの懸賞品
- 子どもたちを熱狂させたサンダーバード
- さようならゴジラ、こんにちはアンヌ
- プラモデルの思い出
- 駄菓子屋の〝三角ババア〟
- 転校生と岡崎市民会館
- 天才バカボンと週刊少年漫画誌
- グループ・サウンズとモンキーズ
- 楽しい冬休み

第4章 カラーテレビとラジオは僕の偉大な一歩
1968年 - 1969年(昭和43年-昭和44年)小学五年生・小学六年生
- 妖怪と怪奇にあふれた少年時代
- 吉永小百合が町内にやって来た
- スロットカーの再来、ホットウィール
- 記念切手は趣味の定番
- 運動神経が鈍くても巨人・大鵬・卵焼き
- 東岡崎駅と大都会名古屋
- カラーテレビと僕のカラー体験
- 『科学』と『学習』、工作の動く物
- 篭田公園の思い出
- アポロ11号への道
- 土曜のお昼は吉本新喜劇
- スポ根ブームとエッチな話
- 不良小学生は流れるプールでボート遊び
- 東芝のトランジスタ・ラジオIC-70
- 万博手帳

第5章 丸坊主は見た、万博、車、UFO
1970年(昭和45年)中学一年生
- 来たぞ、大阪万博
- 深夜放送とローラーゲーム
- 免許もないのに車に夢中
- 「ジョーォォ!」と『謎の円盤UFO』
- ショックだった三島事件
巻末・岡崎今昔物語 with オカザえもん